車で行先の道が冠水していたら
大雨による道路の冠水で車が沈んでいるのをよく見ますが
冠水路面は戻ってください、他の道を探して遠回りでも
別の道を探しましょう
急がばまわれです、大切な愛車を守りましょう
でも、どうしても逃げられない場合もあります
私も経験があります、
本道がなんともなく交差点を左折したところ
前の方の道路が湖のようになっていました
バックしようとしたら後ろから大型トラックが曲がってきて
バック不可能に、何とかよけるところがないか探しましたが
どこも冠水していて逃げ場がありません
台風で停電したら
台風では雨だけではなく風も強く
勢力によっては停電することもしばしばあります
停電したら家庭に影響が出るだけでは?
と思っていませんか
ガソリンスタンドは停電したら動きません
燃料がどのくらいあるのか、
地震と違って台風の場合は予想ができますので
燃料は満タンにしておくことをお勧めします
どうしても冠水路を走らなくてないときは
・とにかくゆっくり走りましょう
・エンジンは空気を圧縮してガソリンと混合し爆発させています。
・空気は圧縮できますが、水は圧縮できませんエンジンが壊れます
・空気を吸うところの高さまでは何とか走れます
・ほとんどの車はバンパーの上くらいです、
私の時は前の車の水の高さを見ると丁度バンパーの上くらいでした
前を走っている車のマフラーは水の中で泡が出ていましたから
・とにかくスピードは出さないで道路は斜めになっているので
中央寄りの高い所を走行します。
・どうしても早く抜け出したくなりますが、波を立てると
エアクリーナーから水を吸う恐れがありますので、
波を立てないように走行します。
左側をすごいスピードで抜けようと走っていった
スカイラインがいましたが、抜ける少し手前で
エンストしていました、エンジンは再起不能でしょう
私はゆっくり走って抜けることが出来ましたが床上浸水です
水深が深かったら
アンダーパスとか入っている車毎回ありますよね
水深が深いとドアも開きませんので
パワーウィンドウは動くうちに開けましょう
シートベルトもすぐに外します
車内に水が入ってきて外の高さと同じになれば
ドアも開くようになります。
アンダーパス(高架橋下など)入ってしまった
急に水が流れてきて一気に沈んでしまった
濡れるのは一緒ですから、躊躇しないでドアガラスは開けましょう
エンジンが止まってしまったら
・冠水路面が深くてエンジンが止まってしまったら
水を吸って止まったようでしたら悪あがきせずに
水が引いてから整備工場に運んでもらいましょう
・ゆっくり走行していてエンジンが止まった場合は
エンジンは助かります、無理にエンジンをかけようとして
エンジンを壊さないようにするのが賢明です
・エンジンは4気筒・6気筒・8気筒車によって違いますが
ゆっくり走行していて全てのシリンダーに一度に水が入ることはありません
再起動しようとすれば水の入ってない気筒で
かかると思いますが、水が入っているシリンダーが破損します。
ウォーターハンマーと言いますが圧縮できないので他の部品が破損します。
・もしできるのであればバッテリーの-ターミナルを
外しておいた方がいいです、電気が流れるとそこから
配線のつなぎ目が腐食していきますから、
できなければそのままでも無理しなくていいです
私は多数の冠水車両を治したことがあります
私は宮城県の仙台市に住んでいますが
30年以上前になりますが、
8.5豪雨と名前がついた大雨にあったことがあります。
一時間に100ミリ一日の総雨量が400ミリでした
私の会社は日の出町というところにありましたが
一番浅い所で股下まで水が来ていて
深い所は首まで来ていました、
会社内で冠水した車が約200台
外から運んできた車が約200台
合計400台の車両を修理しました。
エンジンをかけられないので
全て人力で押してエンジンオイルやミッションオイルを
抜くところから始めて、シリンダー内の水も抜いて
お盆休み返上で大変でした
梅田川という川が氾濫して一気に水が上がったので
逆に全てエンジンは無事でした
30年以上前の車と今の車では全然違いますので、
今の車の方が大変ですね、ハイブリッドは特にです
最近の線状降水帯で冠水したシエンタのハイブリッドは
エンジンがなんともな状態でしたがハイブリッド車は
修理に70万以上かかりました。
車両保険は入っていた方がいいです
冠水した時の保険は車両保険に入っていればおります。
車対車のエコノミータイプの車両保険でも
自分が悪くない場合は落ちますので、
エコノミータイプの車両保険ならさほど高くなりませんので
保険会社は選びましょう、殆どの保険会社は
屋根まで使った車の修理を見積もりを出せと言ってきます
簡単には出せません、時間はかかるし面倒
ただ一か所だけ水の高さで金額を出してくれる保険会社はありました
メーターまで水がくれば見積もりがなくても全損扱い
高さによって何割見るか決めてある保険会社
どことは言えませんが、東京何とかという保険会社です
今は、社名も少し変わりましたが東京から始まります
早いです、もちろん支払いもその分早かったと思います
まとめ
・冠水路面は走らない
・天気予報でやばいと思ったら出歩かない
・どうしようもなかったら悪あがきしない
以上です。
コメント