配色ねこパレット めぐる季節と世界|猫×配色で学ぶイラスト配色本を徹底レビュー

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猫に癒やされながら、配色がうまくなる。創作の引き出しを増やす一冊を今すぐチェック

配色ねこパレット

『配色ねこパレット めぐる季節と世界』は、猫専門イラストレーターによる、眺めて癒やされ、使って学べる配色パレット本です。

完成した色見本だけでなく、「なぜその色を選び、どう組み合わせたのか」という思考のプロセスを丁寧に解説しているのが最大の特徴。季節や世界観をテーマにした配色パレット、同一イラストの複数配色、色シフトの実践解説など、配色の引き出しを増やす工夫が詰まっています。

デジタル制作向けの特典データも収録され、実作業にすぐ活かせる点も魅力。配色に苦手意識がある人から、表現の幅を広げたい中級者まで、創作の試行錯誤を楽しい体験に変えてくれる一冊です。

めぐる季節と世界

1|この本はどんな一冊?基本情報とコンセプト解説

配色ねこパレット めぐる季節と世界は、猫専門イラストレーターによる“眺めて癒やされ、使って学べる”配色パレット本です。発売日は2/22。かわいい猫たちと一緒に、季節や世界観を巡りながら、創作に役立つ色のヒントを得られる構成が特徴です。
本書の核は、色見本の提示に留まらず、「なぜその色を選び、どう組み合わせたのか」という思考プロセスを丁寧に言語化している点。数値や理論だけでは掴みにくい“色の感覚”を、具体的な作例で体得できるよう設計されています。
配色の基礎から応用、キャラクターに似合う色の探し方までを一冊で俯瞰でき、イラスト初心者から配色に悩む中級者まで幅広く対応します。


2|著者Coony(クーニー)とは?作風と人気の理由

著者のCoonyさんは、猫を主題にした作品で高い支持を集めるイラストレーターです。やわらかな線と空気感のある配色が持ち味で、「かわいい」だけで終わらない、情緒や物語性を感じさせる色づかいが評価されています。
本書では、配色の結果だけでなく、選択に至る思考の道筋を惜しみなく公開。これは、実制作で再現・応用できる力を育てたいという姿勢の表れです。
猫という親しみやすいモチーフを入口にしつつ、配色理論と感性を橋渡しする構成は、学びのハードルを下げ、創作の楽しさを広げてくれます。


3|「配色パレット本」とは何ができる本なのか?

配色パレット本は、単なる色見本集ではありません。配色の引き出しを増やし、発想を加速させるための実践ツールです。
本書では、同一モチーフを複数配色で塗り分ける例や、色味を少しずつシフトして印象を変えるテクニックを提示。これにより、色相・明度・彩度の微差がもたらす効果を体感的に理解できます。
また、季節や世界観といったテーマ別構成は、背景・キャラクター・小物配色への応用が容易。「どんな色を選べばよいか分からない」状態から抜け出し、試行錯誤を楽しめるのが、この本の最大の価値です。


4|「なぜその色を選ぶ?」思考プロセス解説の価値

本書の最大の強みは、完成した配色だけでなく、配色に至る思考のプロセスを丁寧に解説している点です。
多くの配色本は「この色が合う」という結果提示に留まりがちですが、本書では「なぜこの色を選び、なぜこの組み合わせにしたのか」を言葉で紐解いていきます。

これにより、読者は配色を再現できる知識として理解でき、別のモチーフやシーンにも応用しやすくなります。
感覚頼りになりがちな配色作業を、感性と理論の両輪で支える構成は、初心者がつまずきやすいポイントを的確にカバーしています。


5|4配色バリエーション&色シフトで学ぶ実践テクニック

同じイラストを4つの異なる配色で塗り分けるバリエーション解説は、本書の中でも特に実践的なパートです。
色相・明度・彩度を少しずつ変えることで、雰囲気や感情の伝わり方が大きく変化する様子を視覚的に理解できます。

さらに、色味を段階的に調整する「色シフト」の解説により、
「派手すぎる」「地味に見える」といった悩みを微調整で解決する方法が身につきます。
数値をなぞるだけでは得られない、“色を操る楽しさ”を体感できる構成です。


6|色の基礎を体系的に学べる「into the COLOR」章

「into the COLOR」章では、配色の前提となる色の基礎知識を体系的に整理しています。
色の歴史、見え方、属性、トーン、配色の選び方や調和、デザインへの落とし込みまでを段階的に解説し、独学でも理解しやすい構成です。

理論を詰め込みすぎず、実例と結びつけて説明しているため、
「知識はあるけれど使えない」という状態に陥りにくいのが特徴。
これから配色を学びたい人の導入としても、基礎を見直したい人の復習としても活用できます。


7|季節をめぐる配色パレット|空気感と感情を色で描く

「SEASONS to wander」章では、春夏秋冬それぞれの空気感や温度、感情の移ろいを色で表現するアプローチが紹介されます。
単に「春=ピンク」「夏=青」といった記号的な配色ではなく、陽だまり、夕涼み、月夜など情景単位で色を切り取る構成が特徴です。

これにより、背景イラストやキャラクター配色においても、
「季節を感じさせたいが、どう色を選べばいいかわからない」という悩みを解消しやすくなります。
季節感を説明せずとも伝わる色設計を学べる点は、創作全般で応用範囲が広いポイントです。


8|世界をめぐる配色パレット|テーマ・文化を色に変換する

「WORLDS to wander」章では、世界観やテーマを配色へ落とし込む思考法が展開されます。
彩りの小径、北のともしび、砂のまぼろしなど、抽象的な言葉を起点に配色が組まれており、
ファンタジーや物語性のあるイラスト制作と相性の良い内容です。

色を“場所”や“文化”の象徴として扱うことで、
キャラクターや背景に説得力のある世界観を付与できます。
オリジナル作品の設定作りや、テーマ配色に悩む場面で、発想の種として使える章です。


9|「パーソにゃルカラー」とは?キャラクター別配色の考え方

「Fur to COLOR」章で紹介される「パーソにゃルカラー」は、
猫それぞれの毛色や雰囲気に合わせて“似合う色”を見つける発想です。
これは猫に限らず、キャラクターデザイン全般に応用できます。

性格・印象・役割に応じて色を選ぶことで、
デザインに一貫性が生まれ、見る人に伝わりやすくなります。
配色を感覚任せにせず、キャラ設定と結びつけて考える視点を養える点が、この章の大きな価値です。


10|デジタル制作に便利な特典データの実用性

本書には、デジタル制作でそのまま使える特典データが収録されており、配色を「見る」だけでなく「すぐ使う」ことができます。
配色パレットを自分で再現する手間が省けるため、CLIP STUDIO PAINTやPhotoshopなどの制作環境に取り込み、作業効率を大きく向上させられるのが魅力です。

また、完成配色をベースに微調整することで、自分の作風に合わせた派生パレットを作りやすく、
「真似して終わり」ではなく、自分の配色へ発展させる入口として機能します。
デジタルイラストを主軸に制作している人にとって、実用性の高い付加価値といえるでしょう。


11|眺めて癒やされる?使って学べる?本書の楽しみ方2軸

『配色ねこパレット めぐる季節と世界』は、ビジュアルブックとしての癒やしと、実践書としての学びを両立しています。
ページをめくるだけで、猫たちのかわいらしさと美しい配色に触れられ、インスピレーションを自然に得られます。

一方で、制作前にパレットを眺めて方向性を決めたり、行き詰まったときに配色のヒントを探したりと、
創作の節目で何度も立ち返れる実用書としても活躍します。
インプットとアウトプットを循環させやすい点が、この本ならではの強みです。


12|どんな人におすすめ?向いている人・向かない人

本書は、次のような人に特におすすめです。

  • 配色に苦手意識があるイラスト初心者

  • 配色がワンパターンになりがちな中級者

  • 猫モチーフややさしい世界観が好きな人

  • デジタルイラストで実践的に配色を学びたい人

一方で、写真補正や実写デザインのみを目的とする場合や、
数値理論だけを深く掘り下げたい人には、やや感性寄りに感じるかもしれません。
しかし、配色を「考える楽しさ」から身につけたい人にとっては、非常に相性の良い一冊です。


13|デメリット・注意点|購入前に知っておきたいこと

本書は配色の“考え方”と“感覚”を重視した内容のため、厳密な数値理論だけを深掘りしたい人には物足りなく感じる可能性があります。

また、猫モチーフが前面に出る構成なので、実写・UIデザイン専用の配色資料を求める場合は用途が異なります。

一方で、イラスト制作やキャラクターデザインにおいては、理論と感性を橋渡しする構成が強み。

「理屈は分かるけど配色に落とし込めない」という悩みを解消したい人に向いた一冊です。


14|総合評価|配色ねこパレットは買うべき一冊か?

配色ねこパレット めぐる季節と世界は、

配色を“正解探し”から“表現の試行錯誤”へと変えてくれる一冊です。

  • 思考プロセスの言語化

  • 季節・世界観・キャラ別の体系的アプローチ

  • 眺めて癒やされ、使って学べる二面性

これらが一冊にまとまっており、創作の引き出しを確実に増やしてくれる内容といえます。

配色に苦手意識がある人ほど効果を実感しやすく、長く手元に置いて繰り返し使える良書です。

めぐる季節と世界
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