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- 富士通・NECの16型ノートと何が違う?ブルーレイ搭載で選ぶならAZ/MYが有力な理由
- ① dynabook AZ/MYとは?|「全部入り」を目指した16型オールインワンノート
- ② デザイン・質感・サイズ感の評価|16インチでも威圧感はあるか?
- ③ 16.0型WUXGA(16:10)液晶の実力|作業効率が一段変わる理由
- ④ Core i7-1355Uの性能レビュー|日常用途では“余裕しかない”CPU
- ⑤ メモリ16GB(DDR5)+SSD 512GBの実用性|数年使う前提でも安心
- ⑥ インテル Iris Xe グラフィックスの実力|割り切れば十分すぎる内蔵GPU
- ⑦ ブルーレイディスクドライブ搭載の価値|今あえて“内蔵”を選ぶ理由
- ⑧ キーボード・タッチパッドの使い心地|16インチならではの作業快適性
- ⑨ インターフェース・拡張性チェック|据え置き利用でも困らない構成
- ⑩ バッテリー持ち・発熱・静音性|16インチCore i7でも安心して使えるか?
- ⑪ 重さ1.99kgは持ち運び可能か?|“セミモバイル”としての現実的評価
- ⑫ 他16インチノートPCとの比較|AZ/MYを選ぶ決定打はどこか?
- ⑬ どんな人におすすめか?|AZ/MYが“刺さる”ユーザー像
- ⑭ 注意点・デメリット整理|購入前に理解しておきたいポイント
- ⑮ 総合評価・まとめ|今では希少な“全部入りノート”という選択
富士通・NECの16型ノートと何が違う?ブルーレイ搭載で選ぶならAZ/MYが有力な理由

16インチの大画面に第13世代Core i7、さらにブルーレイディスクドライブまで搭載したノートPC──それが dynabook AZ/MY です。
薄型・軽量化が進む現在のノートPC市場において、ここまで“実用性重視”の構成は非常に希少と言えます。本記事では、AZ/MYの性能や使い勝手を実体験ベースで詳しくレビュー。デスクトップ代替として本当に使えるのか、16インチは大きすぎないのか、ブルーレイ搭載の価値は今でもあるのかといった疑問に答えます。さらに富士通・NECの16型ノートとの比較や、向いている人・注意点まで網羅的に解説。購入前に知っておきたいポイントをすべて整理しました。
① dynabook AZ/MYとは?|「全部入り」を目指した16型オールインワンノート
dynabook AZ/MYは、dynabookが展開する家庭・ビジネス兼用のオールインワンノートPCである。
最大の特徴は、16.0型の大画面(16:10)・第13世代Core i7・ブルーレイディスクドライブという、現在では非常に珍しい構成を1台にまとめている点だ。
近年のノートPC市場では、薄型・軽量化を優先するあまり光学ドライブが省かれるのが主流となっている。その中でAZ/MYは、「据え置き用途でも快適に使えるノートPC」という明確な立ち位置を取り、動画視聴・書類作成・家庭内共有までを1台で完結させる設計思想が貫かれている。
Webモデルとして展開されている点も特徴で、不要なプリインストールを抑えつつ、性能・装備を重視するユーザー向けの“実用本位モデル”といえる。
② デザイン・質感・サイズ感の評価|16インチでも威圧感はあるか?
AZ/MYの外観は、アッシュゴールドを基調とした落ち着いたデザインで、家庭用としてもビジネス用としても違和感のない仕上がりとなっている。派手さはないが、安っぽさを感じさせない点は評価が高い。
16.0型というサイズから「大きすぎるのでは?」と不安になる人も多いが、ベゼルを抑えた設計と16:10比率の採用により、実際の設置面積は数値以上にスマートだ。
厚みは約23.7〜25.7mmと極端に薄いわけではないが、その分剛性が確保され、天板やヒンジ部分に不安を感じにくい。
重量は約1.99kg。毎日持ち歩くモバイル用途には向かないが、「自宅内の移動」「たまの持ち出し」であれば現実的な範囲に収まっている。16インチノートとしてはバランスの取れたサイズ感と言えるだろう。
③ 16.0型WUXGA(16:10)液晶の実力|作業効率が一段変わる理由
AZ/MYが採用する16.0型WUXGA(1920×1200)液晶は、フルHDよりも縦方向が広い16:10比率である点が大きな強みだ。
この縦の余裕は、Web閲覧やExcel作業、文書作成において想像以上に効いてくる。
高輝度・広視野角パネルのため、正面だけでなく斜めから見ても色味の変化が少なく、家庭内での共有や動画視聴にも向いている。文字の輪郭もはっきりしており、長時間作業でも目が疲れにくい印象だ。
また、16インチという物理サイズの大きさが、映像コンテンツとの相性を高めている。映画やライブ映像をフルスクリーンで再生した際の没入感は、13〜14インチクラスのノートPCとは明確な差がある。
「作業にも娯楽にも妥協したくない」という層にとって、このディスプレイはAZ/MYを選ぶ大きな理由になる。
④ Core i7-1355Uの性能レビュー|日常用途では“余裕しかない”CPU
AZ/MYに搭載されているCore i7-1355Uは、第13世代の省電力向けCPUでありながら、PコアとEコアを組み合わせたハイブリッド構成を採用している。
Pコア最大5.00GHzという高クロックにより、起動やアプリ立ち上げは非常に軽快で、体感速度にストレスを感じる場面はほとんどない。
実際の使用シーンとして多い、ブラウザの多タブ閲覧、Officeソフトの同時起動、画像付き資料の編集といった作業では、処理待ちを意識することなく操作できる。
特に16GBメモリとの組み合わせにより、バックグラウンドで複数アプリを動かしても動作が鈍らない点は、日常用途では大きな安心材料だ。
動画編集やRAW現像などの重いクリエイティブ用途では専用GPU搭載モデルに及ばないものの、「家庭用+仕事用」として考えた場合、このCPU性能は完全にオーバースペック気味とも言える。
余裕のある性能が、長期使用時の快適さにつながる構成だ。
⑤ メモリ16GB(DDR5)+SSD 512GBの実用性|数年使う前提でも安心
AZ/MYは、16GB(8GB×2)のDDR5-5200メモリをデュアルチャネルで搭載している。
DDR5世代ならではの帯域の広さにより、アプリの切り替えやデータ読み込みがスムーズで、体感的にも「引っかかり」が少ない。
メモリ容量としての16GBは、現在のWindows 11環境では“余裕をもって使える基準”と言える。
ブラウザを多用しながらOffice作業、動画再生を同時に行っても不足を感じることはほぼなく、在宅ワークや家庭用PCとしては十分以上だ。
ストレージはPCIe 4.0対応の512GB SSDを搭載。
OS起動やスリープ復帰が速く、日常操作の快適さに直結する部分で不満は出にくい。写真・動画を大量に保存する人にとっては将来的に容量不足を感じる可能性はあるが、外付けストレージやクラウドとの併用を前提にすれば現実的な構成と言える。
また、最大32GBまでメモリ増設が可能な点も、長期使用を考えるユーザーにとっては評価ポイントだ。
⑥ インテル Iris Xe グラフィックスの実力|割り切れば十分すぎる内蔵GPU
AZ/MYのグラフィックスは、CPU内蔵のインテル Iris Xe グラフィックスを採用している。
専用GPUではないため、最新ゲームや高負荷な3D処理には向かないが、想定されている用途を考えれば十分な性能を備えている。
4K動画の再生や高解像度ディスプレイへの外部出力にも対応しており、YouTubeや映画配信サービスの視聴ではコマ落ちやカクつきを感じることはない。
PowerPointなどのプレゼン資料作成、簡単な画像編集、軽めの動画カット編集程度であれば問題なくこなせる。
重要なのは、Iris Xeが「省電力と安定性を重視した設計」である点だ。
高性能GPUを積んだノートに比べて発熱が抑えられ、ファン音も穏やかになりやすい。結果として、長時間使用時の快適さや静音性に貢献している。
AZ/MYは“万能に何でもできるマシン”ではないが、「一般用途を高い完成度でこなす」という目的に対して、このGPU選択は非常に合理的だ。
⑦ ブルーレイディスクドライブ搭載の価値|今あえて“内蔵”を選ぶ理由
AZ/MYの最大の個性とも言えるのが、ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応)を内蔵している点だ。
現在のノートPC市場では光学ドライブ自体がほぼ姿を消しており、16インチクラスでも非搭載が当たり前になっている。その中で、この構成は明確な差別化要素となっている。
内蔵ドライブの利点は、単に「再生できる」だけではない。
外付けドライブのようにUSBポートを占有せず、電源供給や相性問題を気にする必要もない。再生時の安定性や動作音の抑制という点でも、内蔵型は有利だ。
映画やライブ映像のブルーレイ鑑賞、過去に作成したDVD・BDデータの読み込み、ディスクへの書き込み保存など、一定数のユーザーにとっては今でも欠かせない用途が存在する。
「たまに使うが、必要なときに確実に使える」という安心感は、AZ/MYを選ぶ大きな理由のひとつになる。
⑧ キーボード・タッチパッドの使い心地|16インチならではの作業快適性
AZ/MYは16インチ筐体を活かしたフルサイズキーボード+テンキー搭載構成となっている。
このテンキーの有無は、数字入力の多い作業を行うユーザーにとって、作業効率に直結する重要なポイントだ。
キー配列は癖が少なく、ストロークも浅すぎないため、長時間の文章入力や事務作業でも疲れにくい。打鍵感は静かで、在宅ワークや夜間利用でも周囲を気にせず使えるレベルに抑えられている。
タッチパッドは十分なサイズが確保されており、スクロールやジェスチャー操作もスムーズだ。
マウスがない環境でも基本操作に困ることは少なく、「ノートPC単体で完結する操作性」という意味では完成度が高い。
小型ノートでは犠牲になりがちな入力周りだが、AZ/MYは「入力作業を重視するユーザー」を明確に意識した設計と言える。
⑨ インターフェース・拡張性チェック|据え置き利用でも困らない構成
AZ/MYは、家庭用・仕事用のどちらでも使いやすいインターフェース構成を備えている。
USB Type-AとType-Cをバランスよく搭載しており、既存の周辺機器と最新デバイスのどちらにも対応できる点は安心材料だ。
HDMI出力により、外部モニターやテレビへの接続も容易で、4K出力にも対応している。
自宅では大画面モニターにつないで作業し、必要に応じて単体でも使う、といった運用がしやすい。
無線通信面ではWi-Fi 6Eに対応しており、高速かつ安定した通信環境を確保できる。
在宅ワークや動画配信視聴時でも、通信速度や安定性に不満を感じにくい構成だ。
拡張性という点では、ドッキングステーションを使わなくても実用十分な端子構成となっており、「据え置きメインのノートPC」としても完成度は高い。
⑩ バッテリー持ち・発熱・静音性|16インチCore i7でも安心して使えるか?
AZ/MYは16インチ・Core i7搭載モデルということで、バッテリー持ちや発熱を不安に感じる人も多い。しかし実際の挙動は、据え置き寄りノートとして非常にバランスが取れている。
Core i7-1355Uは省電力設計のUシリーズCPUであり、Web閲覧やOffice作業といった軽〜中負荷用途では、消費電力が抑えられている。自宅内での移動や短時間の外出であれば、バッテリー駆動でも十分に実用的だ。
発熱面では、16インチ筐体の内部スペースが活きている。高負荷時でも熱が一点にこもりにくく、パームレストやキーボード面が極端に熱くなることは少ない。
ファン音も控えめで、動画視聴や夜間作業時に気になる場面は限定的だ。
「高性能=うるさい・熱い」という印象を持っている人ほど、良い意味でギャップを感じやすい設計になっている。
⑪ 重さ1.99kgは持ち運び可能か?|“セミモバイル”としての現実的評価
AZ/MYの重量は約1.99kg。
結論から言えば、これは“毎日持ち歩くモバイルノート”ではなく、“必要に応じて持ち出せる据え置き寄りノート”という位置づけになる。
自宅内で部屋を移動したり、週に数回職場や実家へ持ち出すといった用途であれば、現実的な重さだ。一方で、カフェ作業や通勤バッグに常時入れる用途にはやや負担が大きい。
重要なのは、この重量がディスプレイサイズ・テンキー・ブルーレイドライブを含めた結果である点だ。
16インチクラスでこれらを搭載しつつ2kgを切っている点は、むしろ健闘していると言える。
AZ/MYは「持ち運べるデスクトップ代替機」という考え方が最も近く、使い方を誤らなければ重量は大きな欠点にはなりにくい。
⑫ 他16インチノートPCとの比較|AZ/MYを選ぶ決定打はどこか?
16インチノートPC市場には、各メーカーから高性能モデルが多数存在する。しかし、その多くは「薄型・軽量」か「高性能特化」のどちらかに振り切られているケースが多い。
AZ/MYの最大の違いは、ブルーレイディスクドライブを内蔵したまま、性能・画面サイズ・入力環境を高水準でまとめている点にある。
他社の16インチモデルでは、光学ドライブを使いたい場合に外付け前提となることがほとんどだ。
また、16:10ディスプレイ+テンキー+16GBメモリという構成は、事務作業・在宅ワーク用途で非常に相性が良い。
ゲーミング用途や3D処理を重視するユーザーには向かないが、「仕事・家庭・娯楽を1台でまとめたい人」にとっては、競合と明確に差別化された存在だ。
スペック表だけでは見えにくいが、用途が合致したときの満足度は非常に高いモデルと言える。
⑬ どんな人におすすめか?|AZ/MYが“刺さる”ユーザー像
dynabook AZ/MYは、用途がはっきりしている人ほど満足度が高くなるノートPCだ。
特におすすめできるのは、自宅での使用をメインにしつつ、仕事と娯楽を1台で完結させたい人である。
具体的には、16インチの大画面で資料作成や表計算を行いたい人、テンキーを使った入力作業が多い人、そしてブルーレイディスクを今でも活用している人に向いている。
動画視聴や映画鑑賞をノートPCで楽しみたい層にとっても、ディスプレイサイズと内蔵ドライブの組み合わせは大きな魅力だ。
一方で、外出先での軽快な持ち運びを最優先するユーザーよりも、「家の中で快適に使える高性能ノート」を求める人に適したモデルと言える。
⑭ 注意点・デメリット整理|購入前に理解しておきたいポイント
AZ/MYは完成度の高いモデルだが、万能ではない。
まず、グラフィックスは内蔵GPUのため、最新ゲームや本格的な3D編集用途には向かない点は明確な注意点だ。
また、重量が約1.99kgあるため、毎日持ち歩くモバイル用途には不向きである。
「軽さ」を最優先する人は、13〜14インチクラスのノートPCを選んだほうが満足度は高いだろう。
Officeソフトが非搭載である点も、人によってはデメリットになり得る。ただし、既にMicrosoft 365を利用している場合や、Web版Officeで十分な人にとっては大きな問題ではない。
これらの点を理解したうえで選べば、「思っていたのと違う」というミスマッチは起きにくい。
⑮ 総合評価・まとめ|今では希少な“全部入りノート”という選択
dynabook AZ/MYは、大画面・高性能・ブルーレイ搭載・快適な入力環境という要素を1台にまとめた、今では非常に珍しいノートPCだ。
薄型・軽量が主流の中で、あえて実用性を重視した構成は明確な個性となっている。
最新トレンドを追いかけるモデルではないが、「長く安心して使える家庭用・仕事用ノート」としての完成度は高い。
デスクトップ代替としても成立し、必要に応じて持ち運びもできるという柔軟性は、他モデルでは得がたい魅力だ。
用途が合致するユーザーにとって、AZ/MYは“妥協のない選択肢”になり得る。
ブルーレイ搭載ノートを探しているなら、今選んでおく価値のある1台と言えるだろう。

