- 持ち運び重視でも性能は妥協しない|ゲーミングノートPC選びの最重要ポイント
- 1. HP OMEN 35Lとは?(特徴と立ち位置)
- 2. 今回レビューする検証機の構成(Core Ultra 7×RTX 5070 Ti)
- 3. 外観・ケース設計・質感(デザインと実用性)
- 4. 端子・拡張性・将来性(増設できる?メーカー製の不安を検証)
- 5. ベンチマーク検証(CPU・GPU性能を数値でチェック)
- 6. ゲーム実測(fps)— フルHD・WQHD・4Kでの実力
- 7. 冷却性能(温度)— 長時間プレイでも性能は落ちない?
- 8. 騒音(静音性)— 高性能なのにうるさくない?
- 9. 消費電力・電気代の目安(ハイエンド構成は高い?)
- 10. クリエイター用途(配信・動画編集)にも使える?
- 11. ソフトウェア・プリインストール(初期設定は面倒?)
- 12. 価格・セール・最安で買う方法(安い?高い?)
- 13. 比較:同価格帯のライバル機と比べてどっちが買い?
- 14. 「やめとけ」と言われる理由を検証(欠点・注意点)
- 15. それでもおすすめできる人・おすすめしない人
- 16. よくある質問(FAQ)|購入前の疑問を完全解消
- 17. 総合評価・点数化レビュー|HP OMEN 35Lは買いか?
- まとめ|ゲーミングノートPCは「用途と割り切り」で選ぶのが正解
持ち運び重視でも性能は妥協しない|ゲーミングノートPC選びの最重要ポイント

ゲーミングノートPCが気になるものの、「本当に快適にゲームができるのか」「デスクトップより性能が劣るのでは」と不安に感じている人は多いはずです。実際、見た目や価格だけで選んでしまい、発熱や動作音、性能不足に後悔するケースも少なくありません。
本記事では、ゲーミングノートPCの特徴を踏まえたうえで、失敗しない選び方の基準をわかりやすく解説します。必要なCPU・GPU性能の考え方から、冷却やメモリ容量の重要性、デスクトップとの違いまで網羅的に整理。
「持ち運びたい」「省スペースで使いたい」というメリットを活かしつつ、どこで妥協すべきか、どこは妥協してはいけないのかが明確になります。初めてゲーミングノートを選ぶ人でも、読み終えた頃には自分に合った1台が判断できる内容です。
1. HP OMEN 35Lとは?(特徴と立ち位置)
HP OMEN 35Lは、PC大手メーカーHPが展開するハイエンド向けゲーミングデスクトップPCです。BTOメーカーのようなカスタマイズ自由度よりも、「完成度の高い構成をそのまま安心して使える」ことを重視したモデルとして位置づけられています。
最大の特徴は、冷却設計・静音性・筐体デザインを含めたトータルバランスの高さです。単に高性能パーツを詰め込むだけでなく、長時間の高負荷運用を前提にしたエアフロー設計や、水冷CPUクーラーの標準搭載など、メーカー製ならではの安定志向が強く表れています。
OMEN 35Lは「最安で最高性能」を狙う層よりも、トラブルなく強力なゲーミングPCを使いたい人向けの製品です。自作が不安な人や、初期設定や相性問題に悩みたくないユーザーにとって、有力な選択肢となります。
2. 今回レビューする検証機の構成(Core Ultra 7×RTX 5070 Ti)
本記事で検証するHP OMEN 35Lは、最新世代CPUとハイエンドGPUを組み合わせた上位構成です。CPUにはCore Ultra 7を搭載し、高いマルチコア性能と電力効率を両立しています。従来のCore i7世代から刷新され、将来性も意識した構成です。
GPUにはGeForce RTX 5070 Tiを採用。WQHDから4K解像度までを主戦場とする性能帯で、DLSSやフレーム生成技術を活用することで、最新の重量級タイトルにも対応できます。フルHD環境では明らかに余裕があり、高リフレッシュレート運用が可能です。
そのほか、メモリ32GB、2TB NVMe SSD、240mm簡易水冷クーラー、Wi-Fi 7対応など、現行ハイエンドとして不足のない構成となっています。買った直後からフルパワーで使える完成度が、このモデルの大きな強みです。
3. 外観・ケース設計・質感(デザインと実用性)
HP OMEN 35Lの外観は、いわゆる「いかにもゲーミング」という派手さを抑えたデザインが特徴です。直線的で落ち着いた筐体は、ゲーム部屋だけでなく書斎やリビングにも違和感なく設置できます。
ケース内部はエアフローを重視した設計で、フロントからの吸気と背面・上部への排気が素直に流れる構造になっています。サイドパネルは内部確認やメンテナンスがしやすく、メーカー製ながら扱いやすさも考慮されています。
質感は価格帯相応に高く、安価なBTOモデルにありがちな「薄い鉄板感」はありません。静音性を意識した構造のため、高負荷時でもファンノイズが抑えられやすく、性能と見た目を両立した完成度の高い筐体といえます。
4. 端子・拡張性・将来性(増設できる?メーカー製の不安を検証)
HP OMEN 35Lはメーカー製PCながら、拡張性と実用性のバランスが取れた設計になっています。背面・前面ともにUSBポート数は十分で、ゲーム用デバイスや外付けストレージを複数接続しても困りにくい構成です。映像出力もGPU側に集約されており、マルチモニター運用にも対応できます。
内部構造を見ると、メモリやストレージへのアクセスは比較的容易です。標準構成でも余裕のある容量が確保されていますが、将来的なメモリ増設やSSD追加が可能な点は評価できます。一方で、電源やマザーボードはメーカー独自仕様の部分もあり、完全な自作PC並みの自由度は期待できません。
そのため、OMEN 35Lは「頻繁にパーツを入れ替えて楽しむ」PCではなく、数年間は構成を変えずに高性能のまま使う前提のゲーミングPCです。将来性は十分ですが、極端な拡張を考えている人には向かない点は理解しておく必要があります。
5. ベンチマーク検証(CPU・GPU性能を数値でチェック)
Core Ultra 7とRTX 5070 Tiを搭載したOMEN 35Lは、ベンチマーク上でも明確にハイエンドクラスの性能を示します。CPUベンチマークでは、シングル性能・マルチ性能ともに高水準で、ゲームだけでなく動画編集や配信といった用途にも余裕があります。
GPUベンチマークでは、RTX 5070 TiがWQHD〜4K解像度を主戦場とする性能帯であることがはっきり分かります。3D系ベンチマークでは前世代の上位GPUに迫るスコアを記録し、レイトレーシングやDLSSを有効にした状態でも安定した結果を出せます。
ストレージ性能も高速で、ゲームの起動やロード時間は非常に短く感じられます。全体として、OMEN 35Lは「数値で見ても妥協のない構成」であり、価格に見合ったパフォーマンスをしっかり発揮する完成品PCといえます。
6. ゲーム実測(fps)— フルHD・WQHD・4Kでの実力
実際のゲームプレイにおいて、OMEN 35Lは解像度ごとに明確な余裕を見せます。フルHD環境では、多くの人気タイトルで高フレームレートを安定して維持でき、144Hzや240Hzモニターとの組み合わせでも性能を持て余すほどです。
WQHD解像度では、本機の性能が最も活きるポイントになります。高〜最高設定でも快適に動作し、重量級タイトルでもDLSSを活用すれば高fpsを維持できます。競技系ゲームから最新AAAタイトルまで、設定を妥協せずに遊べる解像度帯です。
4K解像度では流石に負荷は高くなりますが、DLSSやフレーム生成を併用することで実用レベルのfpsを確保できます。常時最高設定にこだわらなければ、4Kゲーミングも現実的です。総合的に見て、OMEN 35Lは「WQHDメイン+4K対応可能」という非常にバランスの良い実力を備えています。
7. 冷却性能(温度)— 長時間プレイでも性能は落ちない?
HP OMEN 35Lは、240mm簡易水冷クーラーを標準搭載している点が大きな強みです。高負荷がかかりやすいCore Ultra 7でも、長時間のゲームプレイ中に温度が急上昇しにくく、サーマルスロットリングが発生しにくい設計となっています。
実際の高負荷時でも、CPU・GPUともに安定した温度帯を維持しやすく、性能低下を感じる場面はほとんどありません。特に夏場の連続プレイや、動画配信を同時に行うような状況でも、冷却が追いつかなくなる印象は少ないです。
エアフローも素直で、ケース内に熱がこもりにくい構造になっています。結果として、OMEN 35Lは「高性能PCにありがちな発熱不安」を抑え込めており、長時間安定して使える冷却性能を備えたゲーミングPCと評価できます。
8. 騒音(静音性)— 高性能なのにうるさくない?
高性能なゲーミングPCで気になるのが動作音ですが、OMEN 35Lはこの点でも好印象です。アイドル時はファンの存在をほとんど意識しないレベルで、デスクトップPCとしてはかなり静かな部類に入ります。
ゲームプレイ中や高負荷時にはファン回転数が上がるものの、耳障りな高音になりにくく、一定の風切り音に留まります。冷却性能を優先した結果、爆音になるような挙動は見られません。ヘッドセットを使用していれば、動作音が気になることはほぼないでしょう。
静音性を重視するユーザーにとって、OMEN 35Lは「性能と静かさを両立したモデル」です。特に深夜プレイや集合住宅での使用を考えている人にとって、このバランスの良さは大きなメリットになります。
9. 消費電力・電気代の目安(ハイエンド構成は高い?)
Core Ultra 7とRTX 5070 Tiを搭載したOMEN 35Lは、ハイエンド構成らしく消費電力はそれなりに高めです。ただし、常に最大電力を消費するわけではなく、アイドル時や軽作業時は比較的抑えられています。
ゲームプレイ時の消費電力は高負荷になりますが、一般的な使用環境での電気代は、月数百円〜千円台後半程度が目安です。極端に長時間プレイしない限り、「電気代が跳ね上がる」という印象はありません。
また、Core Ultra世代は電力効率が改善されており、性能の割には無駄な電力消費が抑えられています。結果として、OMEN 35Lは高性能と電力効率のバランスが取れたゲーミングPCといえます。
10. クリエイター用途(配信・動画編集)にも使える?
HP OMEN 35Lは、ゲーミング用途だけでなく配信や動画編集といったクリエイター用途にも十分対応できる性能を備えています。Core Ultra 7はマルチコア性能が高く、ゲームをしながらの配信や録画でも処理落ちしにくい点が特徴です。
GPUのRTX 5070 Tiは、ハードウェアエンコード性能にも優れており、OBSを使ったゲーム配信ではCPU負荷を抑えながら安定した配信が可能です。メモリ32GB構成も、動画編集ソフトや複数アプリの同時起動に余裕をもたらします。
本格的な業務用ワークステーションほどではないものの、「ゲーム+配信+編集」を1台でこなしたいユーザーにとって、OMEN 35Lは実用十分なハイパフォーマンスPCといえます。
11. ソフトウェア・プリインストール(初期設定は面倒?)
メーカー製PCで気になるのが、プリインストールソフトの多さですが、OMEN 35Lは比較的シンプルな構成です。不要な常駐アプリは少なく、購入後すぐにゲームを始められる点は好印象です。
専用ユーティリティでは、ファン制御やパフォーマンス管理、ライティング設定などが可能で、初心者でも扱いやすい設計になっています。細かいチューニングをしなくても、標準設定で十分な性能を引き出せます。
初期設定としては、グラフィックドライバの更新や電源プランの確認程度で問題ありません。自作PCのような煩雑な設定が不要な点は、初心者や忙しいユーザーにとって大きなメリットです。
12. 価格・セール・最安で買う方法(安い?高い?)
HP OMEN 35Lは、同等スペックのBTOモデルと比べると定価ベースではやや高めに見えることがあります。ただし、これは完成度の高い冷却設計や筐体品質、メーカー保証を含めた価格設定と考えると妥当ともいえます。
重要なのは、セールやキャンペーンの活用です。直販サイトでは定期的に割引やクーポンが実施されることが多く、タイミング次第ではコスパが一気に向上します。分割払いの条件が良い場合もあり、初期負担を抑えたい人にも向いています。
最安を狙うなら、「定価で即決」ではなく、セール時期を見極めて購入するのが正解です。価格重視の人ほど、このポイントを押さえることで満足度の高い買い物になります。
13. 比較:同価格帯のライバル機と比べてどっちが買い?
HP OMEN 35Lの価格帯には、BTOメーカーや他社メーカー製の強力なライバルが存在します。たとえば同じRTX 5070 Ti搭載モデルでも、BTO系は価格を抑えやすい一方、冷却や静音性、筐体品質に差が出ることがあります。
BTOモデルは「最安構成で性能を最大化したい人」には魅力的ですが、パーツの選定や組み合わせによっては動作音が大きくなったり、冷却がギリギリになるケースもあります。対してOMEN 35Lは、最初から高負荷運用を前提に調整された完成度が強みです。
また、メーカー製PCは保証やサポートが一元化されている点も安心材料です。価格だけを見ればBTOが有利に見える場面もありますが、「静音性・安定性・トータル品質」を重視するなら、OMEN 35Lは十分に競争力のある選択肢といえます。
14. 「やめとけ」と言われる理由を検証(欠点・注意点)
HP OMEN 35Lについて調べると、「やめとけ」という意見を目にすることがあります。その理由として多いのが、「価格が高い」「自由にカスタムしにくい」「メーカー製は融通が利かない」といった点です。
確かに、最安構成を追求したい人にとっては割高に感じる可能性があります。また、パーツを頻繁に入れ替えたい自作派にとっては、自由度が物足りないのも事実です。しかし、これらは用途と期待値のミスマッチから生じる評価ともいえます。
完成度の高い状態で安定して使えることを重視するユーザーにとっては、これらの欠点は大きな問題になりません。「やめとけ」という意見は、価格最優先や自作志向のユーザー視点が多く、万人に当てはまる評価ではないことは理解しておくべきでしょう。
15. それでもおすすめできる人・おすすめしない人
HP OMEN 35Lがおすすめできるのは、高性能なゲーミングPCをトラブルなく長く使いたい人です。購入後すぐに快適な環境でゲームや配信を始めたい人、静音性や冷却性能を重視する人には非常に向いています。
一方で、最安値を徹底的に追求したい人や、細かくパーツを組み替えて楽しみたい自作派には向きません。そうした場合は、BTOや自作のほうが満足度は高くなります。
結論として、OMEN 35Lは「誰にでもおすすめ」なPCではありませんが、ハイエンド性能・完成度・安心感を重視するユーザーにとっては非常に完成度の高い1台です。自分の使い方と価値観に合うかどうかを見極めることが、後悔しない選択につながります。
16. よくある質問(FAQ)|購入前の疑問を完全解消
Q1. RTX 5070 Tiで4Kゲームは本当に快適?
最高設定・レイトレーシング全開ではタイトルによって負荷が高くなりますが、DLSSやフレーム生成を活用すれば実用的なfpsを確保できます。常用ならWQHDが最適、4Kは設定調整前提と考えるのが現実的です。
Q2. メモリ32GBは多すぎない?
ゲーム単体なら16GBでも動作しますが、配信・録画・動画編集を並行する場合は32GBが安心です。OMEN 35Lは「余裕を前提にした構成」なので、無駄というより保険に近い容量です。
Q3. 将来パーツ交換はできる?
メモリ増設やSSD追加は可能ですが、完全な自作PCほど自由ではありません。頻繁なパーツ交換を想定せず、数年間は現状構成で使う前提なら問題ありません。
Q4. 初心者でも扱える?
初期設定は最小限で、購入後すぐに使えます。BIOS調整や細かいチューニングが不要な点は、初心者にとって大きなメリットです。
Q5. 何年くらい使える?
WQHDメイン運用であれば、3〜5年程度は性能不足を感じにくい構成です。将来のゲームでも設定調整を行えば、長期間活躍できます。
17. 総合評価・点数化レビュー|HP OMEN 35Lは買いか?
最後に、HP OMEN 35L(Core Ultra 7×RTX 5070 Ti)を総合的に評価します。
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ゲーム性能:9.5 / 10
WQHDでは余裕、4Kも現実的。最新タイトルへの対応力は非常に高い。 -
冷却・静音性:9 / 10
高負荷でも安定し、メーカー製としてはトップクラスのバランス。 -
拡張性・将来性:7.5 / 10
必要十分だが、自作並みの自由度はない。 -
価格満足度(セール考慮):8 / 10
定価は高めだが、セール時は一気にコスパが向上。 -
初心者おすすめ度:9 / 10
設定不要・安定重視で、初めてのハイエンドPCに向いている。
総合評価:8.8 / 10
HP OMEN 35Lは、「最安ではないが、完成度が非常に高い」ゲーミングPCです。
価格重視の自作・BTO勢には向かないものの、高性能・静音・安心感を重視するユーザーには強くおすすめできる1台といえます。
まとめ|ゲーミングノートPCは「用途と割り切り」で選ぶのが正解
ゲーミングノートPCは、高性能と持ち運びやすさを両立したい人向けの選択肢です。デスクトップに比べて性能あたりの価格は高くなりがちですが、省スペースで設置でき、場所を選ばずゲームを楽しめる点は大きな魅力といえます。
選ぶ際に重要なのは、「どの解像度・どの設定で遊びたいか」を明確にすることです。フルHDで快適に遊びたいのか、WQHD以上を狙うのかによって、必要なGPU性能は大きく変わります。また、ゲーミングノートは冷却性能に限界があるため、ギリギリのスペックではなく、少し余裕のある構成を選ぶことが失敗を防ぐポイントです。
さらに、メモリ容量やストレージも軽視できません。長く快適に使いたい場合は、メモリ16GB以上・SSD 1TB前後をひとつの目安にすると安心です。静音性や発熱についても、レビューで実測評価を確認しておくと、購入後のギャップを減らせます。
結論として、ゲーミングノートPCは
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デスクトップを置けない環境
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持ち運びや設置自由度を重視したい人
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ある程度の性能で妥協できる人
に向いています。
「最強性能」を求めるのではなく、使い方に合った性能を選ぶことで、ゲーミングノートは非常に満足度の高い選択肢になります。

