このサイトはアフィリエイト広告を利用しております
- Expert Mouse TB800 EQの操作性・カスタマイズ性・接続方式を詳しく解説
- 1. Kensington Expert Mouse TB800 EQとは?最新モデルの位置づけ
- 2. 55mm大玉トラックボールの操作感とトラッキング精度
- 3. スクロールリング&デュアルサイドローラーの実力
- 左右対称デザインとエルゴノミクス性能
- 接続方式4系統の利便性と安定性
- カスタマイズ性能とKensington Konnectの評価
- 用途別使用感|実務で感じるTB800 EQの実力
- 他トラックボールとの比較|TB800 EQは何が違うのか
- メリット・デメリットを正直に整理
- どんな人におすすめ?向いているユーザー像
- 購入前に知っておきたい注意点
- 総合評価|Expert Mouse TB800 EQは買いか?
Expert Mouse TB800 EQの操作性・カスタマイズ性・接続方式を詳しく解説

Kensington Expert Mouse TB800 EQは、55mmの大玉トラックボールと多軸スクロール機能を備えた、Kensington最高峰クラスのトラックボールです。スクロールリングに加え、2つのサイドローラーを搭載することで、拡大・縮小や水平スクロールといった複雑な操作を直感的に実行可能。Bluetooth・2.4GHzワイヤレス・USB-C有線に対応し、最大4台のデバイスを切り替えて使用できます。本記事では、TB800 EQの操作感やカスタマイズ性、他トラックボールとの比較、メリット・デメリットまで詳しく解説し、どんな人におすすめかを専門的にレビューします。
1. Kensington Expert Mouse TB800 EQとは?最新モデルの位置づけ
Kensington Expert Mouse TB800 EQは、同社のトラックボールシリーズの中でもフラッグシップに位置づけられる最新モデルです。長年支持されてきた「Expert Mouse」シリーズの操作性や思想を継承しつつ、現代のマルチデバイス環境・クリエイティブ用途に最適化された進化を遂げています。
最大の特徴は、55mmの大玉トラックボールとスクロールリング+デュアルサイドローラーという独自構成。従来モデルでも高評価だった精密操作をさらに高め、拡大・縮小や水平スクロールといった複雑な操作を直感的に行える点がTB800 EQの強みです。
また、Bluetooth・2.4GHzワイヤレス・USB-C有線という**4系統接続(最大4台)**に対応し、デスクトップPC・ノートPC・タブレットを横断する作業環境にも柔軟に対応。単なる入力デバイスではなく、作業効率を底上げするプロ向けトラックボールとして位置づけられています。
2. 55mm大玉トラックボールの操作感とトラッキング精度
TB800 EQに搭載されている55mmの大型トラックボールは、Kensingtonの象徴とも言える存在です。一般的なマウス操作と比べ、手首や腕を動かす量を大幅に減らしながら、広範囲かつ緻密なカーソル操作を可能にします。
光学トラッキングテクノロジーにより、細かなドット単位の操作から一気に画面端へ移動する高速操作まで安定して追従。有線接続およびワイヤレス接続時には1000Hzのレポーティングレートに対応し、カーソルの追従遅延や引っかかりを感じにくい設計です。
特に画像編集や動画編集、CAD作業のようにピクセル単位の精度が求められる作業では、その真価を発揮します。ボールの回転は軽すぎず重すぎない絶妙な調整で、長時間使用しても操作が雑になりにくい点もプロ向けモデルならではの完成度と言えるでしょう。
3. スクロールリング&デュアルサイドローラーの実力
Expert Mouse TB800 EQの操作性を語るうえで欠かせないのが、スクロールリングと左右2つのサイドローラーです。従来モデルでは主に縦スクロール中心でしたが、TB800 EQでは操作の自由度が大きく向上しています。
スクロールリングは、行ごとの精密スクロールとスムーズスクロールを切り替え可能。Web閲覧や文書作業では安定した行送り、長いタイムラインやページ操作では滑らかな高速スクロールと、用途に応じた使い分けができます。
さらに、左右に配置されたサイドローラーは、水平スクロールや拡大・縮小操作に割り当て可能。画像編集ソフトや設計ソフトでのキャンバス操作を、キーボードショートカットに頼らず直感的に行えるため、作業工程の短縮に直結します。不要な場合は底面スイッチで無効化できる点も、実務目線で配慮された設計です。
-
左右対称デザインとエルゴノミクス性能
Kensington Expert Mouse TB800 EQは、左右対称デザインを採用しており、右利き・左利きを問わず同じ操作感で使用できる点が大きな特徴です。一般的なエルゴノミクスマウスのように利き手が固定されないため、環境や作業者を選ばず導入できます。
また、トラックボール操作の最大の利点である「デバイス自体を動かさない操作」により、手首や前腕の移動量を最小限に抑えることが可能です。これにより、長時間のPC作業でも疲労が蓄積しにくく、腱鞘炎や手首への負担軽減を目的とするユーザーにも適しています。
本体は安定感のある重量設計で、ボール操作時に本体がずれることがありません。省スペース環境でも快適に使用でき、デスク上の可動域が限られる在宅ワークやスタジオ作業との相性も良好です。
-
接続方式4系統の利便性と安定性
TB800 EQは、Bluetooth×2、2.4GHzワイヤレス×1、USB-C有線×1という4系統の接続方式に対応し、最大4台のデバイスを切り替えて使用できます。この柔軟性は、複数のPCやタブレットを併用するユーザーにとって大きなメリットです。
Bluetooth接続は安定性が高く、ノートPCやタブレットとの組み合わせに適しています。一方、2.4GHzワイヤレス接続では低遅延かつ安定した通信が可能で、操作のレスポンスを重視する作業環境に向いています。さらにUSB-C有線接続にも対応しており、バッテリー残量を気にせず確実な入力が必要な場面でも安心です。
接続切り替えはスムーズで、作業内容に応じて即座にデバイスを変更可能。デスクトップでのメイン作業、ノートPCでのサブ作業といった使い分けを1台で完結できる点は、ハイエンド入力デバイスならではの完成度と言えるでしょう。
-
カスタマイズ性能とKensington Konnectの評価
Expert Mouse TB800 EQは、最大16通りの機能割り当てに対応し、カスタマイズ性の高さが際立つモデルです。専用ソフト「Kensington Konnect」を使用することで、各ボタンやスクロールリング、サイドローラーに細かな機能設定を行うことができます。
例えば、画像編集ではズームやブラシサイズ変更、動画編集ではタイムライン移動やフレーム送りなど、作業内容に合わせた最適化が可能です。これにより、キーボードショートカットに頼る頻度が減り、作業効率の向上に直結します。
WindowsおよびmacOSでは高い自由度を発揮しますが、ChromeOSではボタン割り当てやスクロールカスタマイズに制限がある点には注意が必要です。それでも、標準状態でも十分な操作性を備えており、「自分仕様に作り込めるトラックボール」としてプロフェッショナル層から高い評価を得ています。
-
用途別使用感|実務で感じるTB800 EQの実力
Kensington Expert Mouse TB800 EQは、用途によって評価が大きく高まるトラックボールです。特にクリエイティブ職や専門作業において、その設計思想が活きてきます。
画像編集や動画編集では、55mm大玉ボールによる緻密なカーソル操作と、スクロールリング・サイドローラーを活用したズームやタイムライン操作が非常に快適です。キャンバスの拡大・縮小、横スクロールを直感的に行えるため、作業の流れを止めることなく編集に集中できます。
CADや設計作業では、細かな位置調整と広範囲移動を同時に求められる場面が多くありますが、TB800 EQはこの両立が可能です。マウス操作に比べ、腕の移動が不要なため長時間作業でも疲労が蓄積しにくい点は大きな利点です。
一方、一般的な事務作業やWeb閲覧でも快適に使用できますが、操作に慣れるまでには多少の時間が必要です。慣れてしまえば、従来のマウスに戻れなくなるほど安定した操作感を得られるでしょう。
-
他トラックボールとの比較|TB800 EQは何が違うのか
TB800 EQを検討する際、比較対象として挙がりやすいのがLogicool MX ERGOなどの親指操作型トラックボールです。これらは省スペースで直感的な操作が可能ですが、精密なカーソル操作や多軸スクロールではTB800 EQに軍配が上がります。
TB800 EQは人差し指・中指を中心に操作するタイプで、55mmの大玉ボールによる高いトラッキング精度が特徴です。微細な操作や広範囲移動を1つの動作で行えるため、クリエイティブ用途や設計作業に向いています。
また、Kensington内の他モデル(SlimBladeなど)と比較しても、TB800 EQはサイドローラーを含めたカスタマイズ性の高さが際立ちます。単なるポインティングデバイスではなく、操作そのものを最適化できる点が、上位モデルとしての差別化ポイントです。
-
メリット・デメリットを正直に整理
TB800 EQの最大のメリットは、操作精度・カスタマイズ性・マルチデバイス対応を高次元で両立している点です。55mm大玉ボールによる安定したトラッキング、スクロールリングとサイドローラーによる多軸操作、最大4台接続対応は、他のトラックボールにはない強みと言えます。
一方で、デメリットとして挙げられるのは、本体サイズの大きさと価格帯です。一般的なマウスと比べると設置面積が必要で、初めてトラックボールを使う人には操作に慣れるまで時間がかかる場合があります。また、ChromeOSではカスタマイズ機能が制限される点も注意が必要です。
それでも、長時間作業での疲労軽減や作業効率の向上を重視するユーザーにとっては、十分に価格に見合う価値を持つモデルと言えるでしょう。
-
どんな人におすすめ?向いているユーザー像
Kensington Expert Mouse TB800 EQは、単なる入力デバイス以上の価値を求めるユーザーに特におすすめです。以下のような方には非常に相性が良いでしょう。
-
クリエイティブ職(画像・動画・3D制作)
精密なカーソル操作と直感的なズーム・スクロールにより、編集工程がスムーズになります。 -
設計・CAD作業者
細かな位置調整と広範囲の移動を効率良く行えるため、作業効率が向上します。 -
複数デバイスを使う人(ノートPC+デスクトップなど)
Bluetooth×2・2.4GHz・有線の最大4台接続対応で、切り替え操作がシームレスです。 -
手首・腕の負担を減らしたい人
ボール操作中心のため、マウス移動による負担がなく、長時間作業でも疲労を抑えられます。
一方で、トラックボール操作が初めての人や、軽い事務作業中心のユーザーには、慣れが必要な場合もあります。その場合は、導入前に実機を触ってみることをおすすめします。
-
購入前に知っておきたい注意点
TB800 EQは機能性に優れる一方で、いくつかの注意点も存在します。
-
本体サイズと設置スペース
大玉トラックボール採用のため、本体は一般的なマウスより大きく、デスク上のスペース確保が必要です。 -
操作に慣れるまでの時間
トラックボール特有の操作感は、一般的なマウスとは異なるため、慣れるまで数日〜数週間かかる場合があります。特にスクロールリングやサイドローラーの使いこなしには練習が必要です。 -
OSによる制限
Windows・macOSではカスタマイズ性が高い一方、ChromeOSではボタン割当やスクロール設定などが制限される場合があります。利用OSの互換性を事前に確認しておきましょう。 -
価格帯
ハイエンドトラックボールとしては妥当ですが、一般的なマウスに比べると高価格です。長時間作業で効率を求めるかどうか、目的を明確にして選ぶことが重要です。
-
総合評価|Expert Mouse TB800 EQは買いか?
結論から言えば、Kensington Expert Mouse TB800 EQは“投資に値するトラックボール”です。
その理由は以下の3点です:
-
操作精度の高さ
55mm大玉ボールと1000Hzレポーティングレートにより、緻密かつスムーズな操作が可能です。 -
多軸スクロール機能の完成度
スクロールリング+デュアルサイドローラーにより、従来モデルを超える直感的な操作が実現しています。 -
マルチデバイス対応と拡張性
最大4台接続対応による環境切り替えの利便性は、現代のワークスタイルにマッチしています。
もちろん向き不向きはありますが、作業効率の最大化や長時間作業時の負担軽減を重視するユーザーにとっては、間違いなく満足度の高い選択肢です。
これから導入するなら、操作感に慣れる時間を見越して、まずは基本操作から慣れていくことをおすすめします。

