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ラズライトとラピスラズリ・天藍石の違いとは?石言葉・意味・見分け方を徹底解説
ラズライトとラピスラズリ、そして天藍石――名前も色合いも似ているこれらの石は、実はまったく異なる存在です。ラピスラズリは古代から「幸運と真理の石」として愛され、その青を生み出す主成分が青金石(ラズライト)。一方、天藍石(ラズーライト)は希少なリン酸塩鉱物で、「洞察力や冷静な判断」を象徴します。本記事では、それぞれの違いや石言葉、見分け方、浄化方法までをわかりやすく解説。あなたにぴったりの「青の石」を見つけるヒントをお届けします。
ラズライト?ラピスラズリ?天藍石?名前がややこしい3つの石
宝石や鉱物に興味を持った方が最初に戸惑うのが、この「ラズライト」という名前です。
実は「ラズライト」と呼ばれる鉱物は2種類存在し、さらに「ラピスラズリ」とも関係が深いため、混乱してしまうのです。
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ラピスラズリ …… 古来から宝石として親しまれてきた「群青色の石」。
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青金石(ラズライト / Lazurite) …… ラピスラズリを構成する主成分の鉱物。
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天藍石(ラズーライト / Lazulite) …… 名前は似ているが全く別の鉱物。
この3つの石は、色合いが似ているため同一視されがちですが、鉱物としての成り立ちも、持つエネルギーも異なります。
この記事では、そんな「青の石たち」の違いをわかりやすく整理していきます。
【基本解説】ラピスラズリと青金石(ラズライト)の関係
ラピスラズリという名前は、実は**単一の鉱物名ではなく「宝石名」**です。
この宝石は、いくつかの鉱物が混ざり合った集合体であり、その中でも深い青色を生み出している主成分が 青金石(ラズライト / Lazurite) です。
つまり、
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ラピスラズリ=宝石名
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ラズライト(Lazurite / 青金石)=その宝石の青い部分をつくる鉱物
という関係にあります。
歴史的な背景
ラピスラズリは古代から人々に愛され、古代エジプトでは護符やツタンカーメンの装飾品として用いられました。
また、中世ヨーロッパでは粉末にして絵画の顔料「ウルトラマリンブルー」として使用され、聖母マリアの衣の青色を彩ったことでも有名です。
その深い青は「天空」「宇宙」を象徴し、精神性や真理を追い求める象徴として尊ばれてきました。
【もう一つのラズライト】天藍石(ラズーライト)の特徴
一方で「ラズライト」として紹介されることのある石が、天藍石(Lazulite) です。
こちらはリン酸塩鉱物で、ラピスラズリや青金石とは化学的にも全く別の鉱物です。
特徴と見た目
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色は深い藍色〜青緑色
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結晶は透明感を帯びることもあり、宝石質は非常に希少
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光の加減で青が濃淡を変える「多色性」が見られる
希少性
天藍石は産出量が少なく、市場に出回ることも珍しいレアストーン。
そのため、一般的なパワーストーンショップではほとんど見かけず、鉱物コレクターや宝石ファンの間で特に注目されています。
意味合い
天藍石は「冷静な判断」「洞察力」を授ける石とされ、特に精神を落ち着けたいときや、集中力を高めたいときに有用といわれています。
石言葉と意味の違いを整理
「青の石」とひとくくりにされやすいラピスラズリ(青金石)と天藍石ですが、石言葉や象徴するエネルギーは大きく異なります。
ラピスラズリ(青金石・Lazurite)
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石言葉:「幸運」「真理」「静寂」「高貴」
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意味・効果:
・人生の転機に指針を与える
・直感を高め、霊性を磨く
・心を鎮め、深い瞑想へ導く -
古来より「聖なる石」と呼ばれ、邪気を祓い、持ち主を高次の存在へと近づけると信じられてきました。
天藍石(ラズーライト・Lazulite)
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石言葉:「洞察力」「冷静な判断」「集中力」
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意味・効果:
・精神を安定させ、冷静な決断を促す
・学習や仕事など集中力が必要な場面でサポート
・不安や迷いを取り除き、目標に向かう道筋を示す -
こちらは「思考の整理」「論理的判断」を象徴する石として知られます。
👉 まとめると、
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ラピスラズリは「心と霊性」を高める石
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天藍石は「思考と冷静さ」を支える石
とイメージすると分かりやすいでしょう。
見分け方と選び方のコツ
ラピスラズリと天藍石は、色味が似ているため混同されやすいですが、ポイントを押さえると区別できます。
見分け方のポイント
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色味
・ラピスラズリ:濃い群青色、金色のパイライトを含むことが多い
・天藍石:深い藍色〜青緑色、パイライトは含まない -
透明度
・ラピスラズリ:基本的に不透明
・天藍石:半透明〜透明感のある結晶がある -
産出量
・ラピスラズリ:アフガニスタンやロシアなどで比較的多く産出
・天藍石:産出量が少なく、市場に出回ることが少ない
選び方のアドバイス
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「お守り・スピリチュアル性を重視したい」ならラピスラズリ
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「冷静な判断・集中力を求めたい」なら天藍石
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ジュエリーとしては、希少価値の高い天藍石はコレクター向け、ラピスラズリは歴史的背景と装飾性で根強い人気があります。
パワーストーンとしての効果的な使い方
ラピスラズリと天藍石は、それぞれ違う場面で力を発揮するとされています。
ラピスラズリ(青金石)
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人生の転機に寄り添う石
迷いや不安を払い、直感を強めることで進むべき道を示すとされます。 -
おすすめの人
・人生の方向性を探している人
・スピリチュアルな直感を磨きたい人
・不安を和らげたい人
天藍石(ラズーライト)
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冷静さと洞察力を授ける石
学習やビジネスの場で、集中力を保ち、冷静な判断を助けてくれるとされます。 -
おすすめの人
・勉強や試験に集中したい学生
・冷静な判断を求められる仕事に携わる人
・不安定な心を落ち着けたい人
効果的な取り入れ方
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ネックレスやリングとして身につける
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瞑想時にそばに置く
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デスク周りに置いて集中力アップのお守りに
👉 ラピスラズリは「人生の羅針盤」、天藍石は「思考のコンパス」と覚えると、使い分けがイメージしやすくなります。
お手入れ・浄化方法
ラピスラズリと天藍石は、どちらも美しい青色を持ちますが、性質が異なるためお手入れ方法にも注意が必要です。
ラピスラズリ(青金石)
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注意点
・モース硬度は5〜5.5と低めで、傷つきやすい
・水や塩に弱く、退色や劣化の原因になる
・太陽光による退色にも注意 -
おすすめの浄化方法
・月光浴
・ホワイトセージの煙
・水晶クラスターやさざれ石の上に置く
天藍石(ラズーライト)
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注意点
・硬度は5.5〜6でやや柔らかい
・衝撃に弱いため、落下や強い摩擦に注意
・水には比較的強いが、長時間の浸水は避けた方がよい -
おすすめの浄化方法
・月光浴
・セージの煙
・音叉やベルによる音の浄化
👉 どちらも「強い日差し」や「流水での長時間の浄化」は避けるのが安心です。大切なジュエリーとして扱うなら、月光や水晶を使った優しい浄化がベストです。
まとめ:あなたにぴったりの「青の石」はどれ?
ラズライト(青金石)、ラピスラズリ、天藍石は名前が似ているため混乱を招きますが、それぞれに異なる個性と魅力を持っています。
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ラピスラズリ(宝石名)
→ 人生の転機やスピリチュアルな直感を求める人に最適。古代から「聖なる石」と呼ばれ、真理や静寂を象徴。 -
青金石(ラズライト / Lazurite)
→ ラピスラズリの主成分。深い群青色が特徴で、石言葉は「幸運」「静寂」。 -
天藍石(ラズーライト / Lazulite)
→ 希少なリン酸塩鉱物。石言葉は「洞察力」「冷静な判断」。集中力を高めたい人や思考をクリアにしたい人におすすめ。
どの石を選ぶべきか?
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「直感を磨きたい」「人生の指針が欲しい」 → ラピスラズリ
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「冷静に考えたい」「集中力を高めたい」 → 天藍石
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「宝石としての美しさや歴史を楽しみたい」 → ラピスラズリジュエリー
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「希少な鉱物をコレクションしたい」 → 天藍石
最後に、どちらの石も「青」が象徴するものは共通しており、それは心を澄ませ、真理や冷静さへ導く力です。
あなたの今の心の状態や求めるものに合わせて、最適な「青の石」を選んでみてください。